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やまささ通信
女性部視察研修会 にとこみえーる館
こんにちは
先月の7月29日、照りつける日差しの中
新潟県建設業協会糸魚川支部・上越支部との
女性部「合同視察研修会」に参加してきました
視察場所は、大河津分水路改修工事資料館 にとこみえーる館 (新潟県長岡市寺泊)
信濃川河川事務所が所管する大河津(おおこうつ)分水路改修事業の情報発信の拠点。
山地の掘削や新第二床固の建設、大河津分水路の川幅を広げるために行われている工事など
「令和の大改修」と言われる改修事業の、工事見学や防災について学べる施設です。
肝心の施設の写真は撮り忘れました。
大河津分水は信濃川が日本海に最も近くなる場所から分岐し、総延長約10㎞からなる人工河川。
今年で通水より100年。越後平野を水害から守ってきました。
改修工事は10年後の完成を目標に、現在4つの大工事が同時進行しており、
そのうちのひとつである第二床固(だいにとこがため)新規構築工事の二床(にとこ)が施設名の由来だそうです。
お魚のサイズに合わせた魚の通り道の工事や、
180mから280mへ川幅拡幅工事(100m川幅を広げることで洪水処理能力UP)、
また川幅拡幅に伴う野積橋の架替工事と、
屋上展望台や現場チャレンジコースから、各工事現場が一望できました
にとこみえーる館の公式キャラクターにとこちゃんもいます
新しく架けられる橋には歩道も設置されるそうで、
完成したら日本海に沈む夕日を眺めながらお散歩もできますね
大河津分水の歴史や改修事業に至る背景や目的も知れる、にとこみえーる館
今回の視察研修会で改めて、自然災害における土木建設業の重要性を考える機会となりました。
皆さんも是非、足を運んでみてはいかがでしょうか